2年生は総合的な探究の時間(総探)で「地域探究」に取り組んでいます。「地域」を「自分以外の誰か」「自分以外の何か」と幅広く捉え、自分の「興味」「好きなこと」「疑問」を探究して「地域を元気にする(今よりも良くする)」ことを目的とした活動です。
似たような問題意識を持った生徒がチームに分かれて探究テーマについて調べたり、活動の道筋を考えています。生徒だけでなくメンターとなる先生も一緒に喧々諤々の議論をしています。
こちらのチームは「なぜ能登町に観光客が少ないのか?」という疑問に端を発し、奥能登広域での観光ツアー企画を模索しているチーム。奥能登ならではの地域資源を生かした、観光客に喜ばれるツアーとはどんなものなのか。深い検討が行われています。
こちらは能登町で多く作られているお米がもっと売れて農業収益を上げていくために、お米にあったおかず商品を作って「お米派を増やそう」という探究。お米をたくさん売ろうとするのではなく、お米を食べたくなるような商品を作ろう!という発想がユニークです。
今社会でも取り上げられることの多いLGBTをテーマに探究しているチームもあります。誰もが個性を認め合い、安心して通える学校にしたい、という生徒たちの想いが込められています。
1学期中は校内で探究計画を立てることに多くの時間を割いてきましたが、今後は校外でのヒアリングやアンケート調査など、課題解決に向けた具体的なアクションを積極的に進めていく予定です。地域の方々にもご協力いただく場面が多々あると思いますが、何卒よろしくお願いいたします。