石川県立能登高等学校

探究の窓

2022/10/253年生 クジラのことを町の人に伝えるために

3年生(地域産業科)は「課題研究」と「総合的な探究の時間(総探)」を一体化して週4コマを使い、「6次産業化」を学年テーマとして、
「この地域をより良くするために私たちにできることはなにか?」
を1年かけてじっくりと取り組んでいます。

いくつかあるチームの中に

「クジラの町能登町をまずは町の人たちに再認識してもらう」ことを地域の課題(Needs)として捉えて、
その課題解決の手段として自分たちのやりたいこと(Will)である

・能登の特産品を活かした、クジラをイメージした商品開発
・開発した商品をカフェで販売する

に取り組んでいる生徒たちがいます。

 

商品開発が着々と進められる一方、この活動の目的である
「クジラの町能登町をまずは町の人たちに再認識してもらう」ための情報発信も準備が進められています。

情報発信担当の生徒たちが取り組んだことの1つが、クジラの町能登町を知ってもらうためのパンフレットづくりです。
生徒たちで検討した結果、店頭で商品販売をする際に来店したお客様に手渡せるようなコンパクトなものを用意することになりました。


オモテ面には生徒たちが開発した商品について、そのこだわりを紹介しています。


イラストを描くのが得意な生徒が担当しています。色鉛筆を使って細かくていねいに描いていました。


ウラ面にはどうして能登町がクジラ伝説の町なのか、その理由となる情報を読みやすく記しています。


パンフレットの試作品はDoya Coffeeのオーナーさんにも見てもらいました。
オーナーさんはWEBデザインやコピーライティングの仕事をしておられるので、わかりやすいアドバイスをいただきました。

こうしてできあがったデザイン案を、デザインが得意な高校魅力化スタッフに依頼してデータ化し、PDFにしたのがこちらです。
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店頭販売当日はこのパンフレットを来店したお客様に配って読んでいただき、それをきっかけに商品のことやクジラのこと、能登町のことを生徒がお客様とお話しします。

本番の店頭販売が楽しみです。