10月16日(土)に、国連大学サステイナビリティ高等研究所いしかわ・かなざわオペレーティング・ユニット(UNU-IAS OUIK)が主催するGIAHSユースサミットシリーズ(全3回)の第1回目がオンラインで開催されました。
GIAHSとは世界農業遺産のことです。能登は佐渡ともに国内で初めて認定され、2021年で節目の10周年を迎えました。
【開催報告】第1回「実はよく知らない世界農業遺産」GIAHSユースサミット世界農業遺産を未来と世界へ ―佐渡と能登からつながろうー
GIAHSユースサミットとは国連大学サステナビリティ高等研究所いしかわ・かなざわオペレーティング・ユニットが主催するイベントです。世界農業遺産(GIAHS)に能登と佐渡が国内で初めて認定されてから節目の10周年を迎えた今年、これからの未来をつくっていく若い世代が、住み続けたくなるような地域の価値や未来について考え話し合う場です。
GIAHSユースサミット第1回には石川県能登地域と新潟県佐渡に住むユース(主に高校生)、そして宮崎県高千穂GIAHSの高校生など、約40人のユースと約15人の学校関係者や自治体担当者の大人が参加しました。
能登高校からは2年生の2人が愛媛県の三崎高校とコラボして探究活動を行なっているプロジェクトとその具体的な活動事例を紹介。
三崎高校が能登特産のブルーベリーと現地でとれたすももを使って商品開発した「すももベリースムージー」の販売や、能登高校が三崎高校のある愛媛県伊方町でとれた柑橘類のだいだいを使って商品開発した「だいだいパン」「だいだいジャム」の販売について、オンラインで参加者に説明しました。
まだ慣れない発表に緊張しつつも、堂々とした説明を見せた能登高生。探究活動をただ活動して終わりにせず、これからも発表や対話の場に出て自分たちの考えをどんどん表現していきましょう。