2年生は総合的な探究の時間(総探)で「地域探究」に取り組んでいます。「地域」を「自分以外の誰か」「自分以外の何か」と幅広く捉え、自分の「興味」「好きなこと」「疑問」を探究して「地域を元気にする(今よりも良くする)」ことを目的とした活動です。
様々なテーマを探究するいくつかのチームに分かれて活動していますが、その中の1つに海ゴミ問題に着目したチームがあります。
日本国内各地の海岸と同様に、能登半島でもたくさんのゴミが海岸に打ち寄せられています。風光明媚な能登の海ですが、一歩足を踏み入れるとたくさんのゴミが落ちていて、景観を損ねていることがわかります。能登に住む多くの人々にとって身近なはずのこの問題ですが、現状を知る機会がなかなかないのも事実です。
そこで生徒たちは「どうすればより多くの人に海ゴミの現状を知ってもらえるか」を探究する活動を始めました。
能登高校の目の前は海です。生徒たちはゴミを見に行って拾い集めました。
そしてゴミを校舎に持ち帰って分類していました。
自分たちの手で海ゴミを拾ってみると、その量と種類の多さに驚かされます。活動してみて初めてわかること、気づくことがありますね。
この先、目的に向かって生徒たちはどんな活動をするのか。とても楽しみです。