石川県立能登高等学校

探究の窓

2021/12/112年生 愛媛県からプロジェクトメンバーが来訪

2年生は総合的な探究の時間(総探)で「地域探究」に取り組んでいます。「地域」を「自分以外の誰か」「自分以外の何か」と幅広く捉え、自分の「興味」「好きなこと」「疑問」を探究して「地域を元気にする(今よりも良くする)」ことを目的とした活動です。

様々なテーマを探究するいくつかのチームに分かれて活動していますが、その中の1つ、2年生6名は、総合的な探究の時間で愛媛県立三崎高校の生徒たちとの共同プロジェクトに取り組んでいます。佐田岬半島と能登半島、どちらも「半島」にある高校つながり。地域が置かれた状況は人口減少や産業衰退など似ているところもあります。共通点のある2校の生徒が取り組むのは「半島×半島で地域活性化」。お互いの特徴や特産品などを生かして多くの人に喜びを与えて地域を元気にしていこうとがんばっています。

合同プロジェクトが始まって約10カ月間、コロナ禍の影響で直接会うことができない状態が続きましたが、感染状況が少しだけ落ち着いた12月のある週末、ついに三崎高校の生徒たちが能登高校を訪問することができました。

ようやくのご対面。生徒たちは少し緊張の面持ちです。

能登高生から三崎高校生へプレゼントの贈呈。
嬉しそうですね。

そしてさっそく共同作業を行ないました。
三崎高校の周辺で生産されているみかんを使ったマフィンの商品開発です。

一緒に作業をするうちに生徒たちもどんどん打ち解けてきました。
笑い声もたくさん聞こえてきて楽しそうです。

そして試作品が完成しました。調理室に甘い香りがしています。

そして試食しながら感想共有。改良点を出し合いました。

 

午後に生徒たちが協力してちぎり絵づくり。
今後の商品販売の際に合同プロジェクトのアピールに使うようです。

一日の終わりには校門前で記念撮影。
長時間の作業で大変でしたが楽しく刺激的な時間を過ごしました。