石川県立能登高等学校

探究の窓

2022/06/223年生 地元でオープン直前のカフェからお話を聞く

3年生(地域産業科)は「課題研究」と「総合的な探究の時間(総探)」を一体化して週4コマを使い、「6次産業化」を学年テーマとして、
「この地域をより良くするために私たちにできることはなにか?」
を1年かけてじっくりと取り組んでいます。

いくつかあるチームの中に

「クジラの町能登町をまずは町の人たちに再認識してもらう」ことを地域の課題(Needs)として捉えて、
その課題解決の手段として自分たちのやりたいこと(Will)である

・能登の特産品を活かした、クジラをイメージした商品開発
・開発した商品をカフェで販売する

に取り組んでいる生徒たちがいます。

生徒が自分たちでイチからカフェを作ることはなかなか現実的ではないため、今あるカフェを借りてイベントとして商品販売ができないか、模索することになりました。

そこで7月OPEN予定のDoya Coffeeさんのオーナーと店長さんを訪問して自分たちが取り組みたいことを伝え、コラボレーションの可能性があるかを話し合いました。

生徒たちの問題意識と解決策としてのカフェ運営やメニュー開発についてオーナーと店長さんにお話ししたところ、とても共感してくださり、Doya Coffeeさんの営業時間中に販売イベントを実施させていただけることになりました。

その後はOPENに向けての準備作業をお手伝いさせていただきました。

ホットコーヒー用のカップにお店のロゴのスタンプを押すお手伝いをしました。
カップの曲面に押すのは生徒たちは最初はなかなか難しそうでしたが、すぐに慣れてこんなきれいに押せるようになりました。

お店の壁に塗料を塗る作業もお手伝いしました。

開店に向けて自分たちもお手伝いしたことで、お店を開店する準備の苦労を少しですが体験できました。またお店に対する生徒の思い入れも愛着も増したようです。
お店のOPENと生徒たちの今後の活動がますます楽しみです。