能登高生の海ゴミ削減に向けた探究活動の一環で、3月26日(日)にのと海洋ふれあいセンター(能登町越坂)で、海ごみひろいイベント「NOTØ海ゴミPARK」が開催されました。
このイベントは金沢大学・北陸大学・能登町役場・電通などが、
「能登の海のプラスチックゴミをどうすれば減らせるか」
をテーマに探究活動をしてきた能登高生チームとコラボして実現したものです。
こちらのチームは2月15日(水)に行なわれた「総合的な探究の時間」最終発表会で最優秀チームとして表彰されました。
当日はあいにくの雨天のため、能登高生が準備していた海ゴミ拾いが楽しくなる企画「ごみひろいクエスト」は残念ながら実施できませんでした。
「ごみひろいクエスト」とは、「ごみひろいをもっと楽しく」をコンセプトに、お題(クエスト)が書かれたカードを引き、その指示に従いながら海岸のゴミを探して拾うという体験型ゲームです。チームに分かれてクリアしたお題の数を競い、海岸清掃をゲーム感覚で楽しむアイデアです。
海岸清掃ができなかった能登高生たちは、「NOTØ海ゴミPARK」の開会にあたり、イベント参加者の前で1年間の探究活動について発表しました。
海ゴミに着目した理由、気づいた問題、問題解決のために自分たちにできること、そして1年間の活動について説明しました。
「NOTØ海ゴミPARK」では、海ごみを楽しく学ぶイベントも開催されました。
サーキュラーデザイン(環境にやさしい暮らしを実現するためのデザイン)ワークショップや、海の環境変化を学べる講座、能登の海ごみやペットボトルキャップを再利用(アップサイクル)したアクセサリーづくり体験が行われ、たくさんの参加者が楽しんでいました。
能登高生が準備していた「ごみひろいクエスト」はできれば今後に引き継いで、ゴミ拾いがさらに楽しくなるようにゲームの質をより高める改良をぜひしてほしいところです。
雨の中でしたが当日ご参加いただいた皆様ありがとうございました!