石川県立能登高等学校

探究の窓

2025/08/212年生総探 「海ゴミ教育班」のゴミ拾い活動

地球環境ラボの「海ゴミ教育班」では、地元の海岸や漁港に流れ着く海洋ゴミに問題意識を持って活動しています。

「海ゴミ教育班」はこれまでも漁師の方へのインタビュー調査などを通じて、海洋ゴミが産業および景観に与える影響を考えてきました。また、同時に海ゴミの現状を小学生に伝える教育イベントを開催し、海ゴミの減少を目指すという活動目標を立てています。そして、今回はそうした教育活動の前に、まずは自分たち自身が海洋ゴミの現状をよく知っておきたい、という思いから、能登高生にとって身近な羽根海岸でゴミ拾い活動を夏休み中の8月21日(木)に実施しました。

ゴミ拾い当日、羽根海岸には非常に多くのゴミが漂着していました。

そして、高校生たちは暑い中でも体調に気を付けて適度に休憩を取りながらゴミを拾っていきました。
また、ゴミ拾いをしながら「小学生にこの状態を口頭ではなく直接見せる、ゴミ拾いゲームのようなイベントを企画した方が良いのではないか」といった意見も出てきました。

そして、ゴミが満タンに入ったゴミ袋がいくつもできるほど多くのゴミを拾って、当日の活動は終了しました。

ただ、これでも拾えたのは羽根海岸のゴミのごく一部です。
羽根海岸には今も拾いきれなかったゴミが漂着したままになっているでしょう。
今回の活動を踏まえた「海ゴミ教育班」が今後行なっていくであろう教育活動を通して海ゴミへの関心が高まり、少しでも能登の海ゴミが減ることを期待したいです。