石川県立能登高等学校

探究の窓

2026/06/182年生:各ラボの探究課題と進捗

「地域を良い状態(Well-being)にする」

「地域を良い状態(Well-being)にする」これは、今年度の「総合的な探究の時間」(以下、総探)が掲げる大きなテーマです。ここで言う地域とは、単なる「エリア(能登町・能登)」だけではなく、「自分以外の誰か・何か」をも指しています。

2年生の授業では、1年時に学んだ「探究の意味」や「探究のサイクル」をベースに、生徒たちが自身の興味関心のあるラボに所属し、いよいよ実際の探究活動を進めています。テーマ設定以降のアクションは、グループで進めても、個人で進めても自由です。
また、教員も自身の教科や興味関心に基づいて所属ラボを選んでいます。それぞれの専門性を活かして生徒の探究を伴走することで、探究活動をより円滑かつ深く進められるような仕組みとなっています。

ラボ内では、今このような探究が進んでいます

今年度の「総合的な探究の時間」(以下、総探)では、昨年度からスタートした探究ラボ制度を見直し、「地域社会ラボ(人文科学・社会科学系探究)」「人間科学ラボ(健康・スポーツ・心理・教育・子育てなどの探究)」「地球環境ラボ(自然科学系探究)」の3つに変更しました。

各ラボ内には、「なんとなく、ぼんやりとした違和感」を抱いている段階の生徒もいれば、「すでに明確に探究したいこと」が決まっている生徒もおり、取り組む動機も、進む速さも一人ひとり異なります教員は、生徒たちが地域課題を発見し、それを解決するための情報収集や整理・分析ができるよう伴走しています。

例えば地球環境ラボでは、「水産の魅力を地元の小・中学生に届けたい」という思いから、体験イベントの開催を企画している生徒がいます。
現在はイベント実現に向けて、まずは「小中学生が今、水産に対してどんなイメージを持っているのか」「どんなテーマに興味があるのか」を理解するため、アンケートの作成に取り組んでいます。

また、新設された人間科学ラボでは、eスポーツを通じた能登町の活性化を目指す生徒もいます。現在は「誰に、どのような元気を届けたいのか」という自身の問いを突き詰め、探究を深めています。

このように、今年度の総探でも、生徒たちが自ら問題を発見して課題を設定し、それに向き合って探究する力が、1年生の時よりも確実に成長している様子が見られます。
今年度も、生徒たちの探究活動がどこまで深まっていくのか、楽しみにしています!